京都の綾部で、年を経れば味の出る木の家づくりをしている大工です

2011年01月22日

玄関建具

 中から見た、障子を閉めた状態。特別天気がよかったわけでもないのに、この明るさ。紙を表裏の2重で貼っても、明るさ全然問題なし、の確信がもてました。それどころか、光が拡散するので、全体的には返ってガラスより、ある意味明るい?なんて言ってしまいそう。また、紙が普及品であればすぐ黄ばんできたり破れたりの恐れもありますが、そこは100%楮の手漉き黒谷和紙。結構いけると思います。(詳しくは友達のハタノ ワタル君のブログや来月の『チルチン人』を参考にしてみて下さい)ちなみに板戸に見える縞々は、板の隙間ふさぎに渋紙を貼ったためで、これはそのうち色合わせをした弁柄を塗るつもりです。
 また、戸締りにもシンプルな工夫がしてあります。鍵は太一が手にしている木の板で、これをパタッと横に倒せば板戸と障子が引っかかり、戸が開かなくなります。勿論板戸を閉めたときも、同様に使えます。しかも、板戸も障子もどぶ溝に入っており、戸車やそろばんレールを建具を溝にいれてから正規の位置に持っていくようにすれば(この障子、そろばんレールになっているのです!)バールでこぜても戸は外れない。シンプルで無理もなく、しかも完全に用を足している。うーん、完璧だ。
DSC01199 - コピー.JPG
DSC01198 - コピー.JPG
そろばんレールです!蔵の戸以外で使ってるの、はじめてみた。昔は結構使ったんやろか?もし、「うちらの地方ではこんなんやで」いう話があれば、是非教えてください。
DSC01197 - コピー.JPG
posted by kaneda at 23:32| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月20日

はーーーっ!えらいこっちゃ!!

 しまったー!!年賀状に書いた新メールアドレスまちがってたー!!
正しいのはkintajp2005@maia.eonet.ne.jp
です。これを読んだ人だけでも、訂正をお願いします。
 それでもめげずに、ブログの続きを。しばらくは、年賀状で紹介した藤谷自宅紹介の予定。
 この家は、丹後型民家と呼ばれるつくりで、三間型広間取りになります。田舎の家は、よく”田の字”といわれますが、実は食い違いがあったりします。それが、ここらの民家は、もともとは玄関から入って土間沿いは1部屋になっていたので、4間の田の字でなく、広間の入った3間取りなので、今は4間になっている家も多いのですが、木組みはもとにならっている家が多いです。

 とりあえず、まず入り口から。玄関はこのあたりの典型でケヤキの平角で作ってあります。
建具はもとのままで、板戸の大戸と腰高障子の片引です。
 

 <aDSC01193.JPG
障子は黒谷和紙を裏表共で2重に貼るように改良(ペア障子?)してみました。これが意外と明るく、しかもガラスよりあたたかい。成功です。

面白いのは、敷居部分。板戸はでっかい木製の戸車がついています。しかも、簡単に磨り減りを修理できるようにつくってあります。DSC01196.JPG
DSC01078.JPG
これなら、少々ごみや小石が入ってもゴトゴト平気で乗り越えてくれます。

次回は、障子の写真を載せます。
posted by kaneda at 18:16| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月14日

各写真拡大

DSC01144 - コピー.jpg
P9170335 - コピー.jpg
DSC01140 - コピー.jpg
DSC00962 - コピー.jpg
posted by kaneda at 16:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。